mBot(エムボット)

1.研究5.STEAM

mBot(エムボット)は、中国・深センに拠点を置くMakeblock社が開発した、初心者向けのプログラミング教育用ロボットです。世界140以上の国や地域、2万5000以上の学校で導入されており、STEAM教育(科学・技術・工学・芸術・数学)の教材として高い評価を得ています。
プログラミングをこれから始める方や、自分だけのロボットを作ってみたい方に最適です。

1. 組み立てながら「ロボットの仕組み」を学ぶ

mBotは、金属製のフレームやセンサー、モーターなどのパーツを自分で組み立てるキット形式になっています。
簡単・短時間で完成: 付属のドライバー1本だけで組み立てが可能で、約10分〜15分ほどで完成させることができます。
頑丈な設計: 航空機にも使われるアルミニウム合金製のフレームを採用しており、非常に丈夫です。
配線もスムーズ: センサーなどの接続には「RJ25ケーブル」を使用します。ポートが色分けされているため、電子回路の知識がなくても迷わず接続できます。

2. 多彩なセンサーを標準装備

mBotには、周囲の状況を感知するためのセンサーや、音・光を出す機能が最初から備わっています。
入力(センサー): 障害物との距離を測る超音波センサー、床の線をたどるライントレースセンサー、明るさを測る光センサー、ボタンなどを搭載。
出力: 音を鳴らすブザー、好きな色に光らせることができるRGB LEDライト、そして2つのDCモーターを備えています。

3. 初心者から上級者まで対応したプログラミング

mBotの制御には、専用ソフト「mBlock」を使用します。
ビジュアルプログラミング: ブロックをパズルのように組み合わせるだけでプログラムが作れるため、コードを書く必要がありません。これは「Scratch(スクラッチ)」をベースにしており、直感的な操作が可能です。
ステップアップが可能: 慣れてきたら、作成したブロックをArduino(C言語)Python(パイソン)のコードにワンクリックで変換して確認したり、直接コードを書いて制御したりすることもできます。
スマホやタブレットでも: PCだけでなく、専用アプリを使ってスマートフォンやタブレットから操作やプログラミングを行うことも可能です。

4. 無限に広がる拡張性

「作って終わり」ではないのがmBotの大きな特徴です。
レゴ(LEGO)との互換性: 標準でレゴブロックと組み合わせてデコレーションしたり、構造を拡張したりできます。
アドオンパック: 別売りの拡張キットを追加することで、6本足で歩くロボットや、首を振って周囲をスキャンするロボット、さらにはロボットアームを搭載したモデルなどに変身させることができます。

次世代mBot2

mBotには、より高度な学習に対応した次世代モデル「mBot2」も存在します。 mBot2は、Wi-FiやBluetoothを内蔵した高性能なメインボード「CyberPi(サイバーパイ)」を搭載しており、音声認識やAI、IoTを駆使したより複雑なプロジェクトに挑戦することができます。

mBotは、「遊ぶ・作る・考える」を繰り返すことで、課題解決力や創造性を養うことができるツールです。
まずは基本のmBotで「自分の書いた命令でロボットが動く感動」を体験し、徐々にセンサーやパーツを組み合わせて自分だけの発明品を作ってみてください。