
3Dプリンターで造形するためのSTLデータを入手できる、有名かつ代表的な共有サイトやライブラリについて、ソースに基づき紹介します。
ゼロから3Dモデルを作成(モデリング)することはハードルが高い場合もありますが、インターネット上のデータ共有サイトを活用することで、手軽に3Dプリンティングを試すことができます。
1. 有名なデータ共有サイト・マーケットプレイス
• Thingiverse(シンギバース) 3Dプリントデータのウェブサイトとしてソース内で複数回言及されている、非常に有名な共有プラットフォームです。多くのユーザーが作成したデータが公開されています。
• Shapeways(シェイプウェイズ) ユーザー間で3Dデータの共有や、プリントした作品の売買ができるオンライン・マーケットとして紹介されています。
• Treatstock(トリートストック) 3Dプリンターに関連するサイトとして挙げられています。
• XYZgallery 2.0(XYZギャラリー) XYZprinting社のコミュニティサイトで、数千種類の3Dモデルがアップロードされています。ダビンチnanoなどの同社製プリンターを使っている場合、アプリを通じてモデルを選択し、そのまま印刷指示を送ることも可能です。
2. 公的機関・博物館による無料公開データ
著作権保護期間が切れた「パブリック・ドメイン」の作品を3Dデータ化して公開する動きもあります。
• スミソニアン博物館 収蔵品の3Dデータを無償で公開しています。
• Europeana(ヨーロピアーナ)パブリックな公開を進めているアーカイブ機関として紹介されています。
3. データ利用時の注意点(ライセンスと法的課題)
インターネット上のデータを利用する際は、以下の点に十分注意してください。
• ライセンスの確認(クリエイティブ・コモンズなど) データ共有サイトでは、作者が「一定の条件の下で自由な利用」を認めるクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを付与していることが多いです。ダウンロード前に、非営利目的に限る、クレジット表記が必要などの使用条件(利用規約)を必ず確認してください。
• 著作権侵害のリスク 他人のデザインを無断で販売したり、不特定多数に再公開したりする行為は、著作権侵害となるリスクがあります。個人や家庭内での「私的複製」の範囲内であれば原則として認められますが、販売や配布が絡む場合は厳格な管理が必要です。
• 製造禁止物 銃器などの武器や通貨のデータが共有されている場合もありますが、これらを製造・所持することは法律(銃刀法や刑法)により厳しく禁止されています。
これら共有サイトのデータを適切に活用することで、モデリングの技術がなくても多様なものづくりを楽しむことが可能になります。
「ダビンチnano」については、製造会社のXYZprinting社が創業停止しているため、他の情報サイトも確認いただくことをお勧めします。


