教材キットを研究テーマに昇華する3条件

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はじめに

教材キットによる研究事案は、「教材制作」「システム開発」で止まるケースが多くあります。本記事では、教材キットを“研究テーマ”に昇華するための条件を整理します。
なお、本記事で扱う教材キットには、次のようなものが含まれます。

  • 小型マイコン系
    • micro:bit
    • M5Stackシリーズ
  • ロボット教材系
    • mBotシリーズ
  • シングルボードコンピュータ系
    • Raspberry Piシリーズ

条件①:問いが明確である

悪い例:

  • ○○を作る
  • ○○を実装する

良い例:

  • ○○の条件によって精度はどう変化するか❓
  • ○○の方式は△△と比較して有効か❓

👉 疑問文❓で言い換えられるかが目安です。


条件②:評価指標が定義されている

評価指標の例:

  • 誤検知率
  • 応答時間
  • 消費電力
  • 利用者の操作回数

👉 「良い/悪い」を数値で語れる必要があります。


条件③:再現可能である

  • 同じ条件なら同じ結果が出る
  • 他者が後から再現できる

👉 研究は個人技ではなく共有知です。


教材キットを使った昇華例

  • 人感センサーを使った見守り   →「検知条件と誤検知率の関係性分析」

まとめ

作れるだけでは研究になりません。問い・評価・再現性が揃って、初めて研究になります。