
はじめに
教材キットによる研究事案は、「教材制作」「システム開発」で止まるケースが多くあります。本記事では、教材キットを“研究テーマ”に昇華するための条件を整理します。
なお、本記事で扱う教材キットには、次のようなものが含まれます。
- 小型マイコン系
- micro:bit
- M5Stackシリーズ
- ロボット教材系
- mBotシリーズ
- シングルボードコンピュータ系
- Raspberry Piシリーズ
条件①:問いが明確である
悪い例:
- ○○を作る
- ○○を実装する
良い例:
- ○○の条件によって精度はどう変化するか❓
- ○○の方式は△△と比較して有効か❓
👉 疑問文❓で言い換えられるかが目安です。
条件②:評価指標が定義されている
評価指標の例:
- 誤検知率
- 応答時間
- 消費電力
- 利用者の操作回数
👉 「良い/悪い」を数値で語れる必要があります。
条件③:再現可能である
- 同じ条件なら同じ結果が出る
- 他者が後から再現できる
👉 研究は個人技ではなく共有知です。
教材キットを使った昇華例
- 人感センサーを使った見守り →「検知条件と誤検知率の関係性分析」
まとめ
作れるだけでは研究になりません。問い・評価・再現性が揃って、初めて研究になります。


